造形学科
1年次前期カリキュラム
造形学科の学生は、1年次前期が終了する段階で、それぞれの専門領域を決定します。それに向けて、前期には「基礎造形」を履修し、美術とデザインの領域に関わる13種類の実技から、 4つを自由に選んで体験します。この時期に、今後掘り下げていく分野を模索できるのがポイントです。また共通講義「造形概論」では、美術・デザインコースの各教員が、造形へのアプローチ」「表現への展開」について実体験をもとに解説。学生は「造形することとは何か」についての考えを固めていきます。
デザインコースのカリキュラム
1年次後期
基礎力を身につけ専門分野に臨む。
追求したい専門分野を「グラフィック」「メディア」「テキスタイル」「プロダクト」の中から選択します。専門分野を学ぶために必要な発想力や造形力、コンピュータスキルなどの基礎力を全分野共通で学び、その後、培った基礎力をベースに各専門分野の授業に臨みます。
2年次前期
専門分野を極めスキルを高める。
さらに専門性を高める2年次。豊富な実践や考察を通じて、専門的なスキルを身につけ、デザイナーに欠かせない豊かな創造力と表現力を養っていきます。卒業制作や卒業後の進路をイメージしながら、自らの可能性を探求します。
2年次後期
将来を見据えて卒業制作に挑む。
将来を見据え、卒業制作のテーマを設定。これまでの学びで得た発想力、表現力を駆使して2年間の集大成に挑みます。ここでの目標は、創作の難しさを知り、それを乗り越えること。そうした経験を経て、社会で活躍できるクリエイターとしての素養を身につけます。
デザインコースで学べること
グラフィックデザイン/タイポグラフィ/活版印刷/エディトリアルデザイン/パッケージデザイン/ Webデザイン/イラストレーション/キャラクターデザイン/映像/モーショングラフィックス/染/織/テキスタイルデザイン/クラフトデザイン/ディスプレイデザイン/プロダクトデザイン/ファニチャーデザインなど
卒業後の進路
グラフィックデザイナー、エディトリアルデザイナー、パッケージデザイナー、Webデザイナー、キャラクターデザイナー、ゲームデザイナー、映像クリエイター、アニメーター、プロダクトデザイナー、ディスプレイデザイナー、クラフトデザイナー、テキスタイルデザイナー、ファッションデザイナー、コスチュームデザイナー、スタイリスト、染織作家、映像作家、絵本作家、美術教員、保育士、進学(専攻科、大学3年次編入)など