
多種多様な素材で挑む新しい立体アート。
従来の彫刻の枠を超え、多種多様な素材の魅力を引き出し、自由で新しい立体芸術に挑戦する本専攻。粘土・木・石・金属はもちろん、紙や繊維素材も扱い、手に触れたときの感覚を大切にしながら、自分の思いを表現する最適な手法を模索します。ひとつの材料を掘り下げるのも自由。さまざまな素材に手を伸ばすのも自由。素材を自在に扱える専門的な技術を養い、高い表現力を育んでいきます。
キャンパス | 相模原キャンパス
カリキュラム

1年次 | 5つの基本素材の扱い方を学ぶ。
立体造形の基本である「粘土」「繊維」「木」「石」「金属」への理解を深め、基本的な扱い方を学びます。同時に、粘土で人体などをかたちづくり、基礎的な造形力を磨きます。デッサンなどを重ねながら、立体を観る目も養っていきます。
2年次 | さまざまな素材を体感し表現の幅を広げる。
基本の5素材に加え、天然繊維や化学繊維などさまざまな素材を実際に加工して作品をつくり、表現力や造形力に磨きをかけます。多様な素材・表現方法を知るなかで、自分が好きなもの、表現したいものを見つめ、自らに適した素材を探ります。

3年次 | ひとつの素材を選び専門性を高める。
「粘土」「繊維」「木」「石」「金属」の中から、自らの表現にふさわしい素材をひとつ選択。素材について深く探究し、自在にかたちをつくる技術をさらに磨きます。あわせて自己との対話、教員との対話を通じて自分らしい表現を模索。自身の方向性を少しずつ定めていきます。
4年次 | 作家としての核を築き社会へと発信する。
4年間の集大成となる卒業制作を手がけます。自由度の高い制作を経験することは、作家としての立ち位置を明確にし、作品をつくり続けていく原動力にもなります。ひとりの作家として核となるものを築き、社会へ発信していきます。
立体アート専攻で学べること

学べる領域
塑造 / 木彫 / 木工 / 石彫 / 金属彫刻 / 紙 / デッサン / テラコッタ / 樹脂制作 など
学生作品

「阿吽」
岩野有紗
「阿吽」
岩野有紗

「夢に巻く」
川村典子
「夢に巻く」
川村典子

「感情の街」
渡邉胡蝶
「感情の街」
渡邉胡蝶

「秘める女」
牧野雅
「秘める女」
牧野雅

「見えない物体」
宮島彩
「見えない物体」
宮島彩

「愛おしいが故に」
渡邉陽菜樹
「愛おしいが故に」
渡邉陽菜樹

「tornado」
飛弾晴香
「tornado」
飛弾晴香
学生インタビュー

進路と就職
彫刻家、造形作家、美術教員、舞台美術家、自動車デザインモデラー、ディスプレイデザイナー、ジュエリーデザイナー、アニメーション制作、キャラクター制作、TVアシスタント、フィギュア原型師 など
ケイ・ウノ / NVC / 花工房 / TBSアクト / 芝浦機械 / 神戸レザークロス / ユザワヤ商事 / MARK STYLER / 日本陶芸俱楽部 / ナガホリ / Pasona art now