美術学科
日本画専攻

伝統を踏まえ自由で新しい日本画をめざす。

日本独自の美意識の中で育まれてきた日本画。その魅力は、多くの自然素材を用いることで生み出される日本の自然観、精神観を映し出した、豊かな表現にあります。本専攻では、日本画に欠かせない描写力、構成力を高めながら、和紙、岩絵具、筆、表具、箔などの伝統的な材料を使いこなすことを基本としています。伝統を踏まえながら、学生一人ひとりの自由で現代的で、豊かな感性に根ざした日本画を追究していきます。


キャンパス | 相模原キャンパス

カリキュラム

カリキュラム

1年次 | 基礎力を高め素材への理解を深める。

日本画の画材に親しみながら、対象物を的確に把握し、描写する技術を習得していく1年次。植物、風景、動物などのデッサンや写生を通じて、日本画制作のベースとなる基礎知識と造形力を身につけます。また、他専攻の実技も学ぶことで、幅広い視野と創造力を養います。

2年次 | 素材と技術を研究し表現の幅を広げる。

描写力や造形力を高めながら、水墨表現の基本を集中的に学び、技術面、精神面の向上を図ります。絵具作りや紙漉きなどの素材研究や模写による古典研究も。さらに、他専攻の多様な材料技法も学び、自由で個性的な、現代の日本画を描くための土台をしっかり固めます。

カリキュラム

3年次 | 客観的に自己の制作をとらえ主題と表現の関わりを探る。

人体デッサン、人体制作、自由制作などの大作に取り組み、独自の日本画表現へと発展させていきます。また、古典技法の学習を深めることで、多様な表現技法や素材に関する知識も修得。日本画制作に対する視野を広げ、各自の表現のテーマを明確にします。

4年次 | これまでの知識と経験を注ぎ込み大作に挑む。

前期に100号の自由制作を2点、後期には卒業制作として自由なテーマで150号程度の作品制作を行います。教員と密な対話を重ねながら各自の発想を広げ、個性豊かな作品制作をめざします。これまでに蓄えた力を余すことなく発揮し、作家としての意識を高めます。

日本画専攻で学べること

学べる領域

学べる領域

日本画 / デッサン / 水彩画 / 古典模写 / 紙漉 / 岩絵具実験製造 など

学生作品

「夜間遊歩」
槇野鈴

「夜間遊歩」
槇野鈴

「はかりしれない」
菱沼結菜

「はかりしれない」
菱沼結菜

「Silent Love」
石井沙英

「Silent Love」
石井沙英

「Contrail」
佐藤加歩

「Contrail」
佐藤加歩

「もとやしき」
青嶌千佳

「もとやしき」
青嶌千佳

「강강술래(カンガンスルレ)」
村上舞乙

「강강술래(カンガンスルレ)」
村上舞乙

「在りし日を語るもの」
中田ゆき

「在りし日を語るもの」
中田ゆき

「スパークル」
蒲生優衣

「スパークル」
蒲生優衣

進路と就職

卒業後の進路

画家/造形作家/修復家/研究者/美術教員/学芸員/アートディレクター/ゲームデザイナー/アニメーション制作/漫画家/ジュエリーデザイナー/グラフィックデザイナー/テレビ/舞台美術制作など

主な就職先(2019〜2023年)

コロプラ / ユーフォーテーブル / バンク・オブ・イノべーション / 高津装飾美術 / ケイ・ウノ / 貴和製作所 / 覚田真珠 / アズノウアズ / 世界堂 / 墨仁堂 / デンソーテクノ / ケイテック(川崎重エグループ) / Septeni Ad Creative / サイバーエージェント / アックス(TBSグループ) / 明治記念館 / そごう·西武 / 東宝映像美術 / ジェネレーションパス / ソラ / ユザワヤ商事 / クリーチャーズ / 東映アニメーション / 草薙 / CygamesPictures / 茨城県教育委員会

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