多種多様な表現方法を横断的に学び、自分に合った表現を見つけられます

田中 智華さん
短期大学部 美術コース 2年(取材当時)
東京都立稔ヶ丘高等学校(東京都)出身
- 美術コースを選んだ理由は?
入学時点ではやりたいことが明確でなくてもよく、1年次前期に基礎造形というカリキュラムでアナログ・デジタル、アート・デザインを問わず多種多様な表現方法を横断的に学ぶなかで1年次後期のコース選択につなげていきます。私は美術がやりたかったので、基礎造形では美術系の科目を多く選択しました。特に版画に興味を持ち、その後1年次後期から版画の選択授業を積極的に履修し、卒業制作でも版画作品に取り組んでいます。
- 女子美での学びを通じてどんな成長を感じましたか?
私は女子美に入学するまで、学校の授業以外で美術を専門的に学んだ経験がありませんでした。そのため自分の制作スタイルに自信がなく、劣等感のような気持ちを抱えていました。でも、ありのままを受け入れ長所を伸ばしてくださる先生方のもと、課題制作を重ねていくうちに自分の個性や強みを理解し、自分の作品を肯定できるようになりました。また、十人十色、個性的で揺るがぬ自分を確立している人が多いので、人と関わるほどに新しい発見があり、自分にはなかった感性に日々刺激を受けています。