制作をしながら、やりたいことを絞っていけることは大きな魅力

髙野 天音さん
工芸専攻 織分野 4年(取材当時)
札幌第一高等学校(北海道)出身
- 工芸専攻を選んだ理由は?
服への興味と、母が趣味で織物を習っていたことの影響もあり工芸専攻へ。他学も受験しましたが、女子美は織り機が豊富に用意されていることや、コース選択で織をメインで学べることなど、より深く広く織分野を学べそうだと感じ進学しました。
- 工芸専攻の魅力は?
1年次に染、織、刺繍、陶、ガラスと5つの素材と基本的な技法に触れ、自分が何が好きかを体験的に判断できることです。私は高校まで美術の授業以外でものづくりや絵を描くことをほとんどしていなかったので、進路を決める時に織に決めてしまっていいものか悩んでいました。制作しながらやりたいことを絞っていくことができるのは、とても魅力的だと思っています。
- 専攻の雰囲気は?
先生方がとても話しやすく、質問にも丁寧に答えてくださるので、悩まずにとりあえず手を動かしてみようと安心して制作ができています。素材や技法、表現方法なども自由度が高いので、周りの学生もそれぞれに個性的な作品を制作しており、刺激になっています。