アーティストと、その支援をしたい人。双方が混在する刺激的な環境。

AIRプログラムオフィサー 辻 真木子
クリエイティブ・プロデュース表現領域
- 本領域の前身、アート・プロデュース表現領域の卒業生でもある辻先生。実感も踏まえた領域の魅力は?
アートの幅広さや、アートと社会とのつながりを、座学だけでなく実技や学科合同での協働プロジェクトなどを通して実践的に学べることだと思います。同級生や教員を介して、アーティストとその支援をする人、双方の存在を身近に感じられる環境は刺激的だし、将来の選択肢も広がります。私自身は、アーティスト支援の仕事を長年してきましたが、ここで学んだからこそ自分の「好き」に気づき、仕事につなげることができたと思います。
- 本領域ならではの授業は?
アーティスト・イン・レジデンスについての専門科目が設けられている大学は、恐らく女子美だけではないでしょうか。学内外のレジデンシーに滞在している作家や、大使館の文化担当官等がゲスト講師として登壇する授業もあり、非常に貴重な学びの機会となります。また、領域の必修科目を履修することで、卒業時に学芸員資格が取れるのも魅力ですね。たとえ学芸員にならなくても、アートという視点から社会を見つめていくという経験は、広く社会で生かすことができると思います。