図書館

図書館は、相模原キャンパスと杉並キャンパスの両校地にあります。
本学の図書館は芸術部門の図書・雑誌を中心に、美術専門の大学図書館として、研究に欠かせない貴重な資料を多数収蔵していることで高い評価を得ています。所蔵資料の検索や、開館日など詳細な情報は、図書館のウェブサイトをご覧ください。

開架図書

図書・学術雑誌のほとんどが手に取ることができる「開架資料」

モチーフの選定やイメージの創造には、資料を自由に手にとって見られることが大切であると本学図書館は考えます。
そのため図書と学術雑誌はその多くが開架図書となっているのが特徴です。
インターネット上で検索(OPAC)が利用できる上、学内からはオンラインデータベースにアクセスすることも可能です。
「情報検索ガイダンス」などを実施し、レポート・卒業論文執筆に関するノウハウの指導および教育と研究のサポートを行っています。

豊富な専門資料

蔵書は、書籍約41万冊(相模原23万冊・杉並18万冊)、製本雑誌類約4万9千冊(相模原3万5千冊・杉並1万4千冊)をはじめ、約700種類におよぶ新刊雑誌や展覧会カタログを所蔵。
美術の専門図書館として、非常に充実した蔵書内容を誇っています。学術研究、作品制作に図書館を活用してください。

展覧会カタログの充実

現在会期中の展覧会図録はもちろん、過去に国内外で開催された展覧会カタログを積極的に収集し、コレクションするとともに閲覧に供しています。(本学所蔵冊数:4万1000冊)

蔵書構成

本学が目的とする教育と研究に沿い、芸術、美術を中心とした学術資料と学生の人格形成や教養の向上に資する資料を長期的視野で収集しています。 基本図書を主軸とし、逐次刊行物、非印刷資料、貴重書等から構成しています。 加えて、本学卒業生、教員、関係者の著作物等の資料収集を行ない、蔵書の充実を図っています。 また、文化遺産としての貴重書の保有は美術大学の蔵書構成にとって欠かせません。原本の入手が困難であり価格面で高価であるものは、稀覯書のファクシミリ版複製本も含め、収集しています。貴重書は死蔵することなく、機会をとらえて図書館員による紹介や授業、展示等を行っています。

細密画写本:極めて高度な印刷技術で原本を忠実に再現した細密画写本(ファクシミリ版)  

OLD COLLECTION(全11巻):19世紀末ヨーロッパの捺染布を貼り付けてあるものを含む、たいへん価値のある資料

「彩色文字の芸術」1860年刊:中世の彩色文字デザインの変遷を本書の約半数の頁を使って紹介(オリジナル)

松島文庫

本学学長を務め、図書館長としても女子美術大学図書館の礎を築いた故松島道也先生より寄贈された蔵書コレクションです。相模原図書館2階移動式書架に収蔵しています。

ブルン文庫

ギリシア美術研究の第一人者であるドイツの考古学者ハインリヒ・フォン・ブルン Heinrich von Brunn (1822~1894)が所蔵していた図書の一部です。
門下からはフルトヴェングラーやヴェルフリン等多くのすぐれた美術史家が輩出しています。19世紀後半の欧米学術雑誌に発表された学者の研究論文の抜刷、約2400タイトルから成り、論文テーマは、ギリシア・ローマの美術・考古学をはじめ、あらゆる文化領域、地域、時代にわたる広範な内容となっており調査を進めています。
利用に関しては、お問い合わせください。

視聴覚資料

美術関連の記録映像、コンピュータグラフィックス、映画、アニメーション、音楽などのDVD、LD、ビデオ、CD、DVD-ROMといった視聴覚資料を館内で利用することができます。

図書館(3号館)1階のリニューアル(相模原キャンパス)

社会の変化に対応しながら発展し続けられる図書館を目指し、ICT技術を取り入れたアクティブラーニングが可能な設備や、学生や教職員が集い、学び・研究することのできる場としてのスペースを備えるための改修を実施しました。
広い空間を活用したロッカー完備のラウンジやガラス張りで開放感のあるグループラーニングエリア、多彩な利用用途に活用できるアクティブラーニングエリアなどを新設しました。

社会貢献への取り組み

杉並区図書館ネットワーク

本学図書館では、高千穂大学・東京立正短期大学・明治大学の杉並区内に所在する3大学・短期大学図書館とともに、区内の公立図書館を繋ぐネットワークを結んでいます。
単位互換協定に基づく大学間の相互利用はこれまでもありましたが、大学図書館が地域の公立図書館を積極的にバックアップする連携は他に類をみません。
大学図書館では、杉並区をテーマとしたコレクションを展開し、地域文化の理解を促進するとともに、相互図書館利用、貸出、レファレンスサービスが受けられ、ネットワークに加入する図書館を活用することも可能です(登録有料)。

座間市立図書館相互協力協定

座間市立図書館との相互協力協定締結にともない、座間市在住、在勤で満20歳以上などの要件を満たす登録者の方への閲覧、貸出、レファレンス等のサービスが可能になりました (登録有料)。また座間市立図書館主催の講演会への講師派遣など、文化面での交流も行っています。

図書館利用資格

在学生、卒業生、教職員、本学開講講座(女子美アートセミナー・市民大学講座)受講生、地域開放登録者

セキュリティー強化のため、図書館入口に入館システムを導入しています。入館の際は、かならず学生証(教職員証)が必要です。
卒業生で「図書館利用カード」(無料)をお持ちでない方は、入館に際しカードが必要となります。
「図書館利用カード」をお持ちでない方、お忘れになった方、女子美アートセミナー・市民大学講座の受講生で未登録の方は、ゲート(入口)で図書館員に声をかけてください。

学外者の方へ

大学の学生であれば所属大学の図書館の紹介状があれば利用できます。
一般の方の利用については館長の許可が必要になりますので、お問い合わせください。

関連する施設

関連リンク

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