「宇宙・人間・アート」にて本学客員教授の萩尾望都先生による公開講演が開催されました

11月18日、本学杉並キャンパスにて、アート・デザイン表現学科特別公開講座「宇宙・人間・アート」において、本学客員教授で少女漫画家の萩尾望都先生による公開講演が開催されました。

講演は、本学研究所の内山博子特命教授との対談形式で行われ、萩尾先生の画業55年の創作の軌跡を辿っていきました。漫画を描き始めたきっかけから、デビュー当時の苦労話、そして漫画表現のテクニックまで、貴重なエピソードが次々と披露されました。

なかでも代表作「ポーの一族」について、担当の編集に何度もお願いをしてようやく連載がスタートしたという秘話には、会場からはどよめきが起き、多くの参加者がメモを取り始めるなど、大きな反響を呼びました。

学生からの「今のようにインターネットがなかった時代に、どのように下調べをして作品を描いていましたか」という質問には、「図書館でたくさん本を借りていました。それでもやはり情報が不十分なところもありました」と回答され、実際に漫画を出版社に持ち込んでいる学生や、親子で萩尾先生のファンである学生などからの多くの質問にお答えいただきました。講演会には学生だけでなく一般の方、教職員も参加。萩尾先生のユーモアあふれるお話に、楽しく貴重な講演会となりました。

本授業「宇宙・人間・アート」はアート・デザイン表現学科特別公開講座(後援:杉並区・杉並区教育委員会)として「国際交流文化概論B」とともに開講しております。各授業の詳細ならびに参加方法につきましては特設サイトをご参照ください。

joshibi.ac.jpでは、より使いやすいウェブサイトの実現を目的にCookie(クッキー)を使用しています。サイトに特別な記載がない限り、クッキーによって個人情報を取得することはありません。

プライバシーポリシーを見る