美術学科 立体アート専攻
学生インタビュー(2025)

新しいことを吸収するほど、 創作意欲が湧いてくる 失敗を恐れず、努力を楽しむ日々

髙島 芽依さん

立体アート専攻 3年(取材当時)
広尾学園小石川高等学校(東京都)出身

立体アート専攻を選んだ理由は?

絵を描くことやものづくりが好きで、高校生の頃から絵画教室に通っていました。そこで油絵や粘土などいろいろなものに触れるなかで、一番しっくりきたのが造形でした。また、五美大展で見たなかでも、特に女子美の作品に、刺さるもの、共感するものが多く、きっと自分にも合うはずと女子美に決めました。
また、立体アート専攻は、さまざまな素材に幅広く触れることができるので、そういう体験を通じて自分のやりたい表現を見つけたいという思いもありました。

どんなことを学んでいますか?

立体アート専攻では3年次に素材選択があります。粘土・繊維・木・石・金属という5つの素材から、私は石を選びました。実は石に関しては、1年次に触った時にはあまりピンときていませんでした。でも、さまざまな素材を経験してから改めて石に触れた時に新しい発見がありました。石はとても硬い素材なので、1時間くらい作業しても大きく形が変わることはありません。1〜2ヶ月かけてやっと形が見えてくる。長い時間をかけて作っていくことの面白さを知りました。すぐにできるものよりも、自分の中で考えを巡らせながらじっくり作っていくのが私には向いているみたいです。

女子美での学びを通じてどんな成長を感じましたか?

1年生の頃は、失敗するのが怖くて制作にためらいがありました。でも、新しいことをどんどん吸収していくと、学んだ知識を生かして次はこれを作りたい!と、時間が足りないほどに創作意欲が湧いてくるんです。また、先生方は「失敗してもいい。とりあえずやってみよう」と声をかけてくださり、周りの学生たちも己の好きなことをのびのびと追い求めています。そんな環境で制作するうちに、自然と失敗を気にせず、努力することを楽しめるようになりました。

もっと知る

同じ専攻のインタビュー

joshibi.ac.jpでは、より使いやすいウェブサイトの実現を目的にCookie(クッキー)を使用しています。サイトに特別な記載がない限り、クッキーによって個人情報を取得することはありません。

プライバシーポリシーを見る