アート・デザイン表現学科 ファッション表現領域 
学生インタビュー(2025)

ファッションとアートが交差する、理想的な学びを追求できる場所

金井 眞紀子さん(写真左)

ファッション表現領域 2年(取材当時)
第一学院高等学校(長野県)出身

    

相田 彩珠さん(写真右)

ファッション表現領域 3年(取材当時)
東京都立国分寺高等学校(東京都)出身


  • 文中敬称略
ファッション表現領域を選んだ理由は?

相田 
小学生の頃から手芸や裁縫に取り組む一方、演劇や合唱など「身一つでできる表現活動」にも親しんできました。人の体を使って表現すること、そして人に関わることそのものが好きで、好きな衣服表現を通じて人の人生に関わりたいと思いファッションの道へ進みました。

金井
ずっと、自分を表現できるものはファッションだ!と思っていました。単に衣服を制作するだけでなく、より深く多面的に、ファッションを芸術と捉えて学べる場所を探していて見つけたのが女子美のファッション表現領域。「私が行く場所はここだ!」と直感で進学を決めました。

相田 
私もそうです! 専門学校も探しましたが、アートも諦めきれなかった。好きだった美術とファッション、両方がちょうど重なる学びができる女子美のファッション表現領域は、理想的な環境だなと感じていました。

領域の魅力は?

金井 
ファッションの現場で活躍されている先生方が多く、実践的な知識をリアルタイムで教えていただけることですね。また、1〜2年次の段階から、素材からデザインまで服飾造形の基本的な技術を学ぶことができるのも魅力です!

相田 
衣服の専門技術はもちろんですが、衣服を身につける人の体を使った表現も学べることは大きな魅力です。また、授業でよく言われるのが、「衣服は人の一番近くにある空間。衣服を平面ではなく立体・空間と捉えよう」ということ。とても新鮮な視点で、衣服に対する意識が変わりました。

好きな授業は?

相田
ファッションと直接的に関係ないのですが、個人的に好きなのが東洋美術や仏教美術の授業です。仏像のお顔が好きなのですが、知るほどに知的好奇心が満ちて楽しい授業です。

金井 
私はファッション演習です。作りたいものをそのまま形にできることがとにかく楽しい!あとは経済学も、これから仕事をするうえで必要になる、実践的な知識を得られました。

領域の雰囲気は?

金井 
学年によって雰囲気が異なり、私たちの学年は元気で自由でとても個性的です。ファッションの系統も全員がまったく違っています。人に合わせようという意識もいい意味でなく、それぞれがその子の個性として認め合っています。

相田
私の学年は逆におとなしいって言われることが多いです。ただ、学生それぞれのテイストや世界観があり、さまざまな個性に囲まれながらの制作は刺激的だし、自分らしさを見いだす機会にもなります。講評会の日は特に、服装やメイクがみんなキメキメで楽しいです(笑)。

女子美での学びを通じてどんな成長を感じていますか?

相田
人前で話すことが極度に苦手だったのですが、講評会やプレゼンの経験を重ねるうちに、自分の内にある思想やデザインプロセスを、人にわかりやすく説明する力が身につきました。場数を踏むって大事だなと感じています。

金井
プレゼンの機会は本当に多いですよね。私も授業を通じて自分の考えや思いを言葉で伝える力が鍛えられています。また、1年次に女子美祭のファッションショーでリーダーを務めた経験も、とて
もためになりました。自由で個性的な女子美生をまとめるというのは、実際、死ぬほど大変だったのですが(笑)、試行錯誤しながらも人をまとめる力がついたように思います。

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