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講演はワークショップとの2部構成で行われました。前半の講演では、株式会社boxの代表である大森さんと信澤さんの2人からプロとは何なのか、プロイラストレーターに求められているスキル、イラストレーターとして仕事をする上で心掛けている事などを中心にお話をいただきました。また、イラストレーターを目指す学生たちに向けて、在学中にやっておくべきことについて詳しくお話いただきました。

講演の終盤、質疑応答の時間では学⽣からの「他のイラストレーターに嫉妬する時はありますか?」という質問に、信澤さんは「嫉妬することはありますが、良いものを作りたい気持ちが根底にあるからそうなるんだと思います」と回答されました。また、プロのイラストレーターが使用しているペイントソフトについて質問があった際は、最近ではCLIP STUDIOを使用している方がほとんどで、時代によって使われるソフトには移り変わりがあるとお話いただきました。

後半のワークショップでは、学生たちが事前に提出したオリジナルのイラストを信澤さんらプロのイラストレーターに添削してもらい、今後の制作に向けてアドバイスをもらう機会を設けていただきました。その他に、ワークショップの始めに信澤さんから学生たちにイラストのお題を出しており、ワークショップの終盤に、お題に沿って描いたイラストのアドバイスをもらう学生もいました。1人10分程で約20人の学生たちがそれぞれアドバイスをもらい、たくさん刺激を受けた様子でした。

学⽣たちは憧れの信澤さんを前に、終始熱心に聴講している姿が印象的な特別講演会となりました。