付属中学から10年間を女子美で過ごした、本学客員教授でアートディレクターの吉田ユニ先生。独自の世界観で多くの人を魅了し続けている吉田先生が、女子美125周年を機に、学生たち、そしてこれから女子美で学ぶ皆さんへのあたたかなメッセージを込めたビジュアルをつくってくださいました。


「電球はひらめきやアイデアのモチーフ。シャボン玉を電球に見立てて、シャボン玉が無限に広がっていく様子を、アイデアがどんどんひろがっていくイメージに重ねました。『素敵なアイデアとひらめきを、世の中に送り出してほしい』。そんな思いを込めたビジュアルです。」(吉田先生)




鉛筆ラフから始まる、吉田先生のリアルな創造の世界。
「電球に見えてほしいけど、シャボン玉にも見えてほしい」。その絶妙なバランスを実現するために、撮影時には、5時間ずっとシャボン玉を撮り続けたという裏話も。
「アイデアを考える時、リアルに見せられるかどうか、はとても大事にしています。リアルにするからこそ面白さがあるし、より人にも伝わると思うから。そのために、自分で実際に手を動かしてみる。こうなったらリアルに見えるんじゃない?って感覚も、やってみてわかるものだから、自分の手でやりたいんです。だから、アイデアを考える時は、どうつくったらいいかも同時に考えています」(吉田先生)
最後に吉田先生から皆さんへ、メッセージをいただきました。
「2025年度から、客員教授として久しぶりに女子美に戻ることになりました。たくさんの思い出がある場所だからとても嬉しいし、皆さんにお会いできるのがとても楽しみです。」(吉田さん)
- 今回のビジュアル制作の裏側や、仕事への思いなどを伺った吉田ユニ先生のインタビューを、「大学案内2026」(2025/7/20発行予定)に掲載しています。オンラインで閲覧できるデジタルパンフレットもご用意いたします。ぜひご覧ください。