招へいプログラム
アーティスト(滞在期間:2022年10月〜12月)

イネス・スカント
バンドン工科大学美術・彫刻デザイン学部卒業、学士号取得。 2004年、インドネシア大学歴史・理論・批評学部建築学科にて修士号取得。 論文「公共空間における記念碑的彫刻と体制の正当性に関するブルデュー理論による批評」(英語)。 「ジャカルタ市におけるモニュメント彫刻とレジームの正当性(1960-2005年)」の研究により2007年バンドン工科大学建築学部博士候補。
1993年から2012年まで、インドネシアの公務員としてバンドン工科大学で教鞭をとる。アーティストとして、賞や助成金だけでなく、国家的な研究優先権を含む多くの研究プロジェクトを獲得している。1993年から現在まで、いくつかのパブリックアートプロジェクトを設計・制作し、いくつかの国際美術展、国際ビエンナーレ、国際彫刻シンポジウムに参加した。イネスは詩や短編小説を書き、小説の出版を準備している。12歳の時に父親から誕生日プレゼントとしてもらったニコン(アナログカメラ)をきっかけに、写真にのめり込んでいる。2011年~2012年、東京藝術大学研究員。
イネス氏の関心は、哲学、歴史、社会学、人間性、人間の平等性にあり、デザイン、アート、教育を通して、人生を調和させ、視野を広げる努力をしている。彼女の指導の中心的なテーマは、自己同一性、パブリックアート、モニュメント、そして彼女が指導を始めた当初からの公共空間におけるアートである。
Website
Private House in Jakarta, 2010
Private House in Jakarta, 2010
実施報告
相模原キャンパスツアー
オープンスタジオ

《Bodies in Overlooked Pain》(見過ごされた痛みにある体)、2020年、映像14分
《Bodies in Overlooked Pain》(見過ごされた痛みにある体)、2020年、映像14分

《Buku harianku tetapi bukan ingatanku –My diary but not my memories–》(私の日記、私のものではない記憶)、2018年、映像インスタレーション17分22秒
《Buku harianku tetapi bukan ingatanku –My diary but not my memories–》(私の日記、私のものではない記憶)、2018年、映像インスタレーション17分22秒

《Our special organ》(私たちの特別な器官)、2019年、映像24分
《Our special organ》(私たちの特別な器官)、2019年、映像24分
実施報告
相模原キャンパスツアー
オープンスタジオ
フォトギャラリー








連携プログラム
アーティスト(滞在期間:2022年7月〜8月)

ナタリア・スアレス
1994年スペイン・バスク州ビトリア=ガステイス生まれ
学歴:2017-2018バスク大学(スペイン・レイオア)修士(絵画)
バスク自治州ビスカヤ県が主催する若手アーティスト支援プログラム「ERTIBIL BIZKAIA(※)」からの派遣アーティスト。ナタリア・スアレスは、スペイン・バスク州のビルバオを拠点に、パフォーミングアートの世界を探求しながら、絵画に重点を置いた作品を発表しています。複数の作品を並行して制作・連作とすることにより発生する新しい発見、という近年の彼女のテーマのもと、中判の絵画シリーズを制作しています。

Untitled, キャンバスに油彩, 195 x 142 cm, 2021年
Untitled, キャンバスに油彩, 195 x 142 cm, 2021年

Untitled, キャンバスに油彩, 86 x 74 cm, 2021年
Untitled, キャンバスに油彩, 86 x 74 cm, 2021年

Untitled, キャンバスに油彩, 84 x 76 cm, 2021年
Untitled, キャンバスに油彩, 84 x 76 cm, 2021年
※ERTIBIL BIZKAIAは、バスクを拠点とする若手作家の発掘と展示機会の創出を目的としており、受賞者は賞金の受領および2018年からは日本での滞在制作の機会が設けられている。JOSHIBI AIRは、スペイン・バスク自治州ビスカヤ県が主催するスカラシップ事業ERTIBILBIZKAIAとの連携により、派遣アーティストを受け入れ、リサーチや制作に係るサポートを行なっている。
実施報告
オープンスタジオ