2018年度より株式会社荏原製作所と本学は毎年共同研究を進めており、2022年度も約5か月間にわたる産学連携プロジェクトの最終報告会が2023年3月にオンライン上で実施されました。
株式会社荏原製作所よりご提案いただいたテーマの内、「環境に優しいCO2チラーデザイン」・「EBARAメンテナンスクラウドWebデザイン」・「配管ポンプ販売資料デザイン」・「展示会ブース(ブース内コンテンツ)デザイン」の４つに個人ワークあるいはチームでそれぞれ取り組み、テーマ毎の課題・問題点を抽出し、性能だけではないユーザー視点に立ったデザインを最終報告会で発表いたしました。
質疑応答・意見交換の場では、４つのテーマともに「自分たちでは決して思いつかないようなアイデアで素晴らしい」、「すぐにそのまま採用したい」、「今後はデザインやそのこだわりといった、目に見える部分が重視されていくだろう」と大変好評をいただきました。今回の産学連携プロジェクトに参加した学生は難しい課題に対し、いかにしてユーザーに寄り添うものにできるのか、デザインを通して新しい価値の創出を実践する大変貴重な機会となりました。