www.joshibi.ac.jp

この展覧会は、りんごのテロワール(土壌)としての「弘前」の地に注目し、弘前ゆかりのアーティストたちの作品や「弘前」との出会いから生まれた作品で構成され、弘前市生まれである本学名誉教授の佐野ぬい先生が参加されています。

「原点」と「現在」、佐野ぬい先生がかつて想像した「夢の美術館」などをキーワードに、シードル工場を改修した弘前れんが倉庫美術館独自の展示空間にあわせて作品が展示されています。1950年代から近年までの作品群のほか、今回のために描かれた新作12点もご覧いただけます。また、日々の制作に使用されているイーゼルや椅子、キャビネットなどを先生のアトリエからお借りし、空間を再現することで、先生が作品と向き合い続けてきた様子を垣間見ることができます。

他にも、弘前と様々な接点を持つ、世代も背景も大きく異なる5名のアーティストたちの絵画、彫刻、ドローイング、映像、インスタレーションなど多様な作品群が展示されています。この展覧会は、翌2022年1月30日(日)まで開催されておりますので、ぜひ足をお運びください。

りんご前線1
りんご前線2
りんご前線3
りんご前線4