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日本とフィリピンの若手アーティストと美大生に、両国の教育者やゲスト・スピーカーとのオンラインディスカッションを通して「コミュニティへのアーティストの役割とは何か」、そして「アーティストの活動にとってのコミュニティの役割とは何か」について考えてもらうものです。参加者それぞれの地域性について情報交換しながらアーティストやアートにかかわる人たちがコミュニティにかかわることの重要性を探っていきます。

国外への移動が難しい状況が続いていますが、オンラインでつながることのできる状況をポジティブにとらえて、オンラインでの国際交流の新しい形を開発していく試みでもあります。

本学からは大学院生と学部生計3名と、アーティストとして西田秀己助教、博士後期課程在籍の若松はるかさんが参加します。

7回に渡ってのオンラインセッションを終えた後には、それまでのプレゼンテーションやディスカッションをまとめたジャーナルを出版する予定です。(出版にあたっては国際交流基金マニラの助成を受給予定)

オーガナイザー(女子美側)日沼禎子(アート・デザイン表現学科教授)
オーガナイザー(フィリピン側)Jaime Pacena II(Bliss Market Laboratoryクリエイティブ・ディレクター/アジア・パシフィックカレッジ講師)


※プロジェクト「D I S PLACED」はBMLabが継続的に行っている重要な取り組みのひとつで、国際交流基金アジアセンターの助成を受けて2018年に開始したプロジェクトです。2019年と2020年に本学と連携して、両国の若手アーティストが参加する陸前高田とマニラでのY-Air Exchangeプログラムという形で展開されました。今回のプロジェクトはそれをオンラインの実施形態で引き継ぐものとなります。

今後、各回のセッションの様子もご報告していきます。