女子美術大学 × 未来屋書店 産学連携で学生が公式アプリ会員証のキャラクターをデザイン

本学学生が、株式会社未来屋書店との産学連携プロジェクトにて、未来屋書店公式アプリの会員証のキャラクターデザインを制作しました。本デザインは、2025年12月15日(月)より、未来屋書店公式アプリにて提供されます。

本プロジェクトは、未来屋書店による公式アプリのリニューアルに合わせて実施されたもので、「本」や「書店文化」を象徴する存在である文豪をテーマに、本学の学生が現代の感性でキャラクターデザインを制作しました。在学生を対象にデザインコンペティションを実施し、約100点の応募作品が集まりました。選考は、未来屋書店社員および本学講師による審査を経て行われ、現代的な感性や親しみやすさ、アプリ画面での見やすさなどを総合的に評価し、採用デザインを決定しました。実在のサービスに実装されるデザイン制作に学生が関わることで、企画意図の理解から表現、実装を見据えた調整まで、実践的な学びの機会となりました。

選考の様子

選考の結果、デザイン・工芸学科ヴィジュアルデザイン専攻4年の髙橋美月さん、美術学科美術教育専攻1年の横溝千香さんのデザインが採用されました。
今回デザインのモチーフとなった太宰治、宮沢賢治、フランツ・カフカ、ウィリアム・シェイクスピア、紫式部の5名の文豪を、単なる現代風アレンジではなく、作品の世界観や登場モチーフ、時代背景、作家の人生観などを丁寧に読み解いたうえで制作しています。

髙橋美月さんデザイン

横溝千香さんデザイン

また、11月15日には、本学杉並キャンパスにて授賞式を開催し、デザインが採用された最優秀賞の2名に加え、入選となった学生3名に賞状とトロフィーが授与されました。

女子美術大学では、アートやデザインを社会に実装する学びを重視し、企業や地域と連携した産官学連携プロジェクトを積極的に実施しております。

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