2027年に新潟県妙高市とスイスのツェルマット、グリンデルワルトとの姉妹都市締結30周年を記念して行われるイベントで使用される「法被(はっぴ)」のデザインを、本学共創デザイン学科の学生が担当しました。
妙高市とはこれまでも産官学連携の一環として、共創デザイン学科の学生が企画から手掛けた地域おこしプロジェクト「妙高薪まつり」(https://myokomakimatsuri.studio.site/)を共に実施した経緯もあり、このたび同市より依頼を受け、学内コンペティションを開催することになりました。
デザインコンセプトは「姉妹都市」「友好」「Respect」。それぞれの姉妹都市をテーマに学生がデザインを提案し、8月8日にはオンラインで妙高市に向けてプレゼンテーションを実施しました。その結果、複数の応募作品の中から3組のデザイン4種が採用されました。

ツェルマット受賞者デザイン

ツェルマット特別賞デザイン

グリンデルワルト受賞者デザイン

グリンデルワルト特別賞デザイン
9月3日には杉並キャンパスにて授賞式が行われ、妙高市の城戸陽二市長が来校。市長からは妙高市の記念品が学生に贈られ、学生からは今回の取り組みを通しての学びや今後の抱負が語られました。
授賞式後には、採用デザインについて市長と学生が直接意見を交わし、来年度中の完成に向けて具体的な調整を進めることとなりました。
自身のデザインが実際に地域イベントで使用される貴重な機会に、学生たちは大きな期待と責任を胸に、さらなるブラッシュアップに取り組んでいます。完成した法被は、2027年に開催される姉妹都市締結30周年記念イベントにて披露される予定です。