会期
2024年1月12日(金)〜1月24日(水)
開催時間
10:00〜17:00
※最終日は15:00まで
会場
女子美術大学 杉並キャンパス 女子美ガレリアニケ
〒166-8538
東京都杉並区和田1-49-8 1号館1階・2階
交通案内
本学WEBサイト『アクセス・交通案内』よりご確認ください。
お問合せ
アートプロデュース表現領域研究室
Tel：03-5340-4619
女子美ガレリアニケ
Tel：03-5340-4688
女子美術大学アートデザイン表現学科 アートプロデュース表現領域 卒業制作・修了研究展 JOSHIBI AP Graduate & Degree Show 2023 -無法地帯の花園で、パフェをくらう-
2024年1月12日(金)〜1月24日(水)
女子美術大学アートプロデュース表現領域（AP）の第11期生による卒業制作展 「JOSHIBI AP Graduate & Degree Show 2023 -無法地帯の花園で、パフェをくらう-」を開催いたします。
今年度卒業・修了を迎える学生たちは、大学生活の多くの時間をCOVID-19パンデミック禍の中で過ごすこととなりました。2020年の新学期から現在まで、学びの場を確保し、その歩みを止めないようにするため、学生、教員共に手探りの状態で、オンラインと対面を併用しながら授業を行うという、かつてない時間を共に経験して参りました。現在はウィズコロナやニューノーマルという考えのもと、少しずつ以前の状況に戻りつつありますが、私たちをとりまくこの3年間は、オンラインの利点を生かしたポジティヴな変化がもたらされた一方で、時には閉塞感に苛まれることもあり、とりわけ若い世代にとっては忍耐を求められる辛い時期であったことは間違いありません。人と人とが直接に触れ合うことが制限され、多くのコミュニケーションがヴァーチャルな場で行われるようになる中、学生たちは、アートは本当に人間と社会にとって必要なものか、役に立つものか、深く悩み、葛藤したことでしょう。それでも自分に正直に、自身の感性の力を信じて、人間と社会のつながりを回復する力、つまり、アートが持つ本質を問いかけ続けてきました。
女子美ガレリアニケをはじめ、アートプロデュース表現領域の教室を会場として開催する本展は、その問いに対するひとりひとりの考えを示すだけではなく、これからの人生を強くしなやかに生きていこうとする、ささやかな決意を示す場です。学生たちから発せられる感性の世界に触れることで、鑑賞者の皆さまの心の中の、忘れかけていた記憶や感情と重なり、共感を寄せてくださることを願います。そして、ぜひ、学生たちに向けて、皆さまからのご感想、激励の声を仰ぎたいと思います。
最後になりましたが、大変お世話になり多くのご指導をいただきました「アート・デザイン表現学科」メディア表現領域、ヒーリング表現領域、ファッションテキスタイル表現領域の各研究室をはじめ、関係各位に御礼を申し上げ、ごあいさつといたします。
