ゲーム業界でアートディレクターという職業を目指します。ゲーム業界のいろいろなインターンシップに参加し、初対面の学生同士でゲームをつくる体験をしました。自分の個性を出さなければ、という焦りがあったのですが、キャラクターのテーマや世界観を決めると作品が生き生きしてくることを知り、驚きました。
高校時代、五美大展でヒーリング・アートの作品を見て、自分が絵を描くことが好きだというだけでなく、「誰かのために描く絵」ということを考えさせられ、女子美への進学を決めました。就職は、キャラクターに関わる仕事をしたいと考え、人に寄り添ったタオルやクッション等繊維製品を取り扱う会社でデザイナーになります。
女子美は、女性の手から生まれる細やかな感覚が強みで、そういう感覚が自分の中で備わったと思います。就職活動では、ものをつく って表現することは得意でも、言葉をつかって伝えることが難しか ったです。プレッシャーがあったので、一生懸命準備をし、当日、誰からやるか、という時に、勇気を出して最初に手を挙げました。