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卒業生の仕事紹介詳細

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花角 美陽子

ぬいぐるみデザイナー

株式会社サン・アロー 企画室 デザイナー 
2004年 芸術学部 絵画科 日本画専攻(現:芸術学部 美術学科)卒業

ぬいぐるみデザイナーとして、スタジオ・ジブリの「ポニョ」や「ピングー」などの制作に関わっている花角さん。学生時代のお話やぬいぐるみ制作の過程についてお話いただきました。
大学の頃からぬいぐるみに関わる勉強はされていたのでしょうか。
中学生から女子美の付属校に通って、さまざまな分野の美術の勉強をさせてもらいました。そこで、大学ではそれまで唯一やっていなかった日本画を専攻しました。天然の膠や岩絵の具などの材料を使う日本画の世界では、粒子の段階にまでこだわった制作活動の奥深さを探求することができました。その一方で、子どもの頃から趣味としてぬいぐるみを集めたり、好きな布の素材を使って絵本を制作していました。
日本画を学びつつも趣味としてはずっとぬいぐるみや布での制作にこだわっていたのですね。
女子美の時代になんでもやってみたことで、自分の好き嫌いがはっきりしたことが良かったと思います。やはり、自分の好きなことを仕事にしたいと決めて、ぬいぐるみ制作の道を選びました。
現在のお仕事の流れを教えてください。
サン・アローでは入社後、工業用ミシンの使い方などの研修を経てから担当を任されます。ぬいぐるみのイラストを最初に正面、横、後で構成される三面図に書きおこし、次に紙とセロハンテープで立体の型をつくり、そこからきれいに見える縫い線を探し出し、型紙を作成します。キャラクターものの場合、作品の公開前には情報が少ないため、試写のアニメーションを見て修正することもありました。
型紙を作るところまでがお仕事なのでしょうか。
サン・アローでは、ぬいぐるみのサンプルと型紙を作成し、中国などで生産を行っています。型紙をつくるのと平行して生地や素材を選びます。地下室にたくさんある生地見本から探したり、生地屋さんもチェックします。私たちはそれぞれの担当がありますが、基本的に話し合いながら仕事を進めます。営業や商品部、社長も一緒になって意見交換しながら1つのぬいぐるみをつくっています。ですから、できあがったぬいぐるみには、細部にまでみんなのこだわりがつまっています。
やりがいが感じられるのはどんなところですか?
この仕事のおもしろい点は、紙でつくった型から自分の思い通りのぬいぐるみに仕上がった時の喜びです。中国の工場に行かせてもらったことがありますが、大勢の女の子たちが、一斉に私がつくったぬいぐるみを縫い上げていく様子に圧倒されると同時に、自分の仕事への責任を強く感じました。
花角 美陽子ぬいぐるみデザイナー
株式会社サン・アロー 企画室 デザイナー 
2004年 芸術学部 絵画科 日本画専攻(現:芸術学部 美術学科)卒業