インタビュー

女性ならではの細かな感性

小髙 美由紀

情報コミュニケーション事業本部
トッパンアイデアセンター
SP本部SP制作部
凸版印刷株式会社

2009年3月卒業
芸術学部 デザイン学科
ヴィジュアルデザインコース
(現:デザイン・工芸学科
ヴィジュアルデザイン専攻)

-今のお仕事のどんな所が好きですか? ものづくりの川上から川下まで
私が担当しているセールスプロモーションの仕事は、マーケティング調査から、企画立案、デザイン制作、構造設計や受注生産まで、ものづくりに一貫して関わることができます。ものづくりの仕組みを一から体感出来るところが魅力的です。
-なぜ女子美を選んだのですか? 女性ならではの細かな感性
小さい頃から、紙で工作をしたり、刺繍やビーズ手芸をしたり、細かい作業をすることが大好きでした。そういった自分の得意分野を活かして女性らしい繊細な作品を制作したいと思い、女子美を選びました。
-女子美で学んで携えた力・強さとはどんな事ですか? 助け合う力
女子美にいた4年間で、たくさんの同級生たちとふれあい、仲良くなりました。お互いの作品を見せ合って意見を言い合ったり、課題が遅れている同級生の作業をみんなで手助けしたり。
自分自身で作品を制作して完結させるのではなく、周りのみんなと作り上げていく力を身につけることが出来たと思います。
私は現在、いろいろな企業やデザイナーの方とコミュニケーションをとり、協力してものづくりを行う仕事をしています。
女子美で学んだ「助け合う力」は、今の業務で欠かせない力となっています。
-女子美の強みを一言で表すと? エネルギッシュ!
女性ならではの繊細な感性を持ちながら、エネルギッシュにどんどん制作していく生徒が多く、自分も影響を受けました。
また卒業してからも、忙しい仕事の合間に自分の作品を制作している同級生も多く、そのようなエネルギッシュさが女子美生の強みだと思います。
-制作に携わる上で大切にしていること 時間を大切に
学生時代の課題提出も、社会に出てからの仕事でも、「締め切り」は必ず付いて回ります。
だらだらといつまでも長引かせるのではなく、いつまでに何をどこまで制作すべきか、つねにスケジュール管理をしながら効率よく制作することが大切です。
-女子美生に共通している強さとは? マイワールド
女子美生はみんな自分の中にそれぞれの世界が広がっていて、それを大切に育てています。制作以外の、日常の何気ないことや好きなもの、着ている洋服や持ち物などにもそれぞれの世界観があって、個性豊かなのが女子美生の強さだと思います。