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高等学校の取り組み

プロフェッショナルによる講演会・ワークショップ

ノーベル生理学・医学賞受賞 大村 智女子美術大学名誉理事長 講演会

2015年ノーベル生理学・医学賞を受賞した大村智女子美術大学名誉理事長先生による講演会を、進学を控えた高校三年生を実施しました。世界的科学者であると同時に長年にわたり美術を愛されている大村先生は美術に関しても大変ご造詣が深く、永きにわたり女子美術大学の理事長をお勤めになっていました。

かつて高等学校の教師をして以来、50年ぶりに高校生の前で「私の歩んだ道」と題された講演会では次のようなメッセージを付属高校の生徒に伝えています。

「高校生で今一番大事にしてもらいたいことは『感性』と『想像力』。想像力がなければ、思いやりなどという感性はできない。思いやりの心をもつことは、人生でも大事だということをぜひ実感してください。その思いやりは、結局想像力がなければできません。その力を持つには、芸術などを極めていくことです。」

講演後、生徒の有志から差し上げたお手紙に、丁寧にお返事をくださり生徒一人ひとりの心に一生残る講演会となりました。


カーデザイナー 青戸 務氏 マーカースケッチ ワークショップ

本校の生徒が「カーデザインコンテスト」で入賞したことをきっかけに、カーデザイナーの青戸 務先生にワークショップを開催していただきました。青戸先生はアオト・デザイン主宰、ホンダ、オペル、HYUNDAIのデザイナーを歴任され、ドイツとフランスに23年在住していらっしゃいました。

女子生徒にはなじみの薄いカーデザイン、マーカーを使用した基本的な構図から始め、2時間後にはカースケッチまでこなせるようになりました。


マーラ・セルベット氏 講演会

ショパン生誕200年を記念して、2010年3月ワルシャワにオープンした「ショパン・ミュージアム」の国際コンペに優勝した、イタリアの建築家マーラ・セルベット氏(女子美術大学客員教授)による講演会を実施しました。ヨーロッパ、アジアと世界各国から指名をうけるセルッベット氏、普段は大学生を相手に講義を行い、ミラノにあるスタジオでは若きアーティストたちを指導しています。

本校で行われた高校2年生を対象とした講演会では、ショパン・ミュージアムの解説をはじめ、トリノ冬季オリンピック総合設計コンパッソ・ドーロ受賞の会場設計、ミラノで開催されたご自身の展覧会についてなど幅広くお話を頂きました。

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