
教員志望のあなたへ
皆様、こんにちは。女子美での教員生活を(ほんの一部ではありますが)、 校長の石川がお伝えします。
このホームページをご覧になって、クリエイティブな生徒の様子がお分かりかと思います。女子美は「智の美、芸(わざ)の美、心の美」を大切にした心優しい生徒と共に過ごす学び舎です。冷暖房完備のおしゃれな校舎にはいたるところに生徒作品が飾られ、ちょっとした美術館のようです。各教室には電子黒板ならぬ「電子ホワイトボード」を設置、生徒は iPad を文房具としてフル活用しています。
そんな恵まれた環境の中で、美術が大好きな創造力と好奇心にあふれた生徒を相手に、どの教科も専門性を大切にしながら、時には美術の一味を付けた教科横断型の面白い授業展開を行っています。
女子美は大学法人の理解もあり、勤務制度がしっかりしています。現在、教職の”ブラック化“が問題視されていますが、本校は教員数も充実しており職員室はなごやかで、一人で抱え込まずにチームで動くことができる、とても働きやすい環境が整っています。
常勤教員の勤務は「一年単位の変形労働制」です。土曜日も授業がありますので、原則、日曜日ともう一日お休みの週休二日制。年間勤務表に基づき、長期休業中は短時間勤務、学期中の大体の平日は8:15~18:15の9時間勤務の形をとっていますが、小さなお子様のいるお父様やお母様の先生にも無理のないように、業務のない時には16時15分には帰宅可能の「有償早退」の制度もあります。
給与については、時間外勤務の有無にかかわらず毎月15時間分の時間外勤務手当相当額を支給しています。修学旅行やスケッチ旅行の引率業務、運動会や女子美祭などのたくさんの学校行事があり、また、入試や定期試験、成績処理など、時期によっては大忙しで大変ですが、15時間を超える時間外勤務を命じられた場合は、その分の時間外勤務手当もきちんとお支払いしています。
クラブは29部あり、美術系はじめ文化部が多く、運動部も勝利主義に走らず楽しく活動しています。生徒にとってクラスとは異なる大切なもう一つの居場所であるため、部活動は重要な教育活動の一環であると認識し、教員全員で顧問を分担して教員一人ひとりの負担を減らし、休日の部活動には別途手当が付いています。年間給与額は、皆様の経験を考慮して決められておりますので個別にお示しします。
非常勤講師ご希望の先生には、本校の教育方針に則った上で、ご専門の教科指導に集中していただきます。担当曜日については、ご希望に添えるように努力いたしますのでご相談ください。年間の授業時間数をお示しした上で毎月の均等払い、授業準備、試験作成、成績管理などを含め、1コマ4000円以上を女子美での経験年数に応じてお支払いしています。
皆様、いかがでしょうか、女子美の教員生活の雰囲気が伝わりましたか? ぜひご応募いただき、女子美術大学付属高等学校・中学校 職員室の仲間になってください。お待ちしています。
女子美術大学付属高等学校・中学校
学校長 石川 康子