菅原工芸硝子株式会社にてガラス職人をしています。1300度程に溶けたガラスを巻き取り成形し、グラスやお皿など生活に密接するガラスアイテムを製造する仕事です。ガラスに出会ったのは大学に入ってからなのですが、とても面白い素材で作業していて楽しかったので、仕事にしたいと思いました。
明確にやりたいことを見つけたのは大学に入ってからでしたが、大学に入るまでにおおまかなやってみたいことを見つけることができたのは、付属での生活があったからだと思います。
私は中学校から女子美付属に入学しました。小学生の時からものづくりやインテリア、ファッションが好きだった私に、母が勧めてくれました。初めて見学に行った女子美祭のクオリティーの高さと楽しさで絶対に入りたいと思っていました。
そうして入学した女子美では、とにかく友達と騒いでました(笑)
休み時間に廊下に座ってお弁当食べたり、くだらないことで大笑いしていたり、あまり真面目とは言えない学生でしたが、運動会や女子美祭などのイベントは積極的に全力で取り組んでいました。とにかく笑い転げた楽しい6年間でした。イベントだけではなく、日頃の学校生活一つ一つも笑えるような事がよく起きていたので、毎日楽しかった思い出しかありません。
そのような中だからこそ、自由にのびのびと過ごせ、卒業後や将来にやりたいことを自然と見つけられたのだと思います。
とにかく楽しい学校です!
後輩の皆さんにも、まずは貴重な付属生活を思う存分楽しんでほしいと思います。焦らなくても、きっとその生活の中から自分のやりたいことが決まってくるはずです。
荻江 あかり OGIE Akari(菅原工芸硝子株式会社 ガラス職人)