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 「エコプロ2018」では、行政、自治体、企業、教育機関がさまざまなブースを出展するなか、女子美ではプロダクトデザイン専攻4年生が「エコデザイン」の課題授業で取り組んだ「絶滅危惧種保護」に関する成果を紹介。絶滅の危機に瀕している動物たちの生態系や現状をリサーチし、その存在を社会に知らせるとともにより良い循環を促すための仕組みやプロトタイプを展示しました。また、近年メディアでも話題となっているアップサイクルの提案として、同専攻有志学生が取り組んだ「美サイクルプロジェクト」の活動もブース展示とワークショップで紹介。製品を製造する過程で廃棄される工業廃材を魅力的なマテリアルとしてとらえ、女性視点のデザインで価値ある素敵なアイテムへと生まれ変わらせ販売する、そんな産学連携を越えた新しい共創モデルの提案を多くの方が鑑賞していました。
 
◇4年生「エコデザイン」授業・産学連携
株式会社ビー・シー・シー(REDDATA JAPAN)、日本自然保護協会、中越パルプ工業株式会社
◇有志学生プロジェクト「美サイクルプロジェクト」
【共創企業】株式会社ぶんご(B-COMPANY)、社会福祉法人埼玉福祉事業協会
【廃材提供】山陽印刷株式会社、チーム等々力(有限会社堀端製作所、有限会社十川工業、郡司工業)、ほか

◆プロジェクトマネジメント
芸術学部デザイン・工芸学科プロダクトデザイン専攻 主任教授 松本博子