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より良い循環型社会の実現に向けてデザイナーの役割はますます大きく、活動領域は広くなってきています。芸術学部デザイン・工芸学科プロダクトデザイン専攻では、これからの時代に必要とされる高度なデザイン人材を輩出するための基礎教育はもちろん、体験価値を起点にしたストーリーからサービス・モノのデザインへと展開する教育プログラムを多くの企業と連携して取り組んでいます。11月27日、28日の2日間、女子美生の感性的発想から生まれたデザインとエンジニアの論理的思考による高い技術力とのタッグマッチを中心としたさまざまな取り組み事例を紹介する展示会「女子美術大学×企業 共創展」を東京ミッドタウン・デザインハブで開催しました。初日にはルネサス エレクトロニクス株式会社との連携授業の成果を担当学生たちが発表。本取り組み内容を一目見ようと会場にお集まりいただいた多数の企業や研究所関係者から大きな注目を集め、学生たちも積極的に意見交換を行うなど今後の活動に向けて意欲をみせていました。「女子美らしさ」を充分に活かし「嬉しい、楽しい体験価値の提供」につなげることを重視したプロダクトデザイン専攻の産学連携プロジェクト。さまざまなバックグラウンドを持ったプロフェッショナルとの取り組みを今後もご期待ください。

指導教員:芸術学部 デザイン・工芸学科 プロダクトデザイン専攻 主任教授 松本博子