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アート・デザイン表現学科アートプロデュース表現領域では、2021年後期「ミュージアムスタディ演習Ⅱ(3年次)」の授業の一環で、アーティスト・イン・レジデンスを運営する団体「co・iki」および、男女共同参画センター横浜南との連携を行っています。

連携を通して、学生たちは、アジアの女性たちが置かれる現況、またそれら社会課題に取り組む女性アーティストとの対話、今日の社会で変容するジェンダーや家族観について学ぶとともに、男女共同参画センター横浜南での実施を想定したアートプロジェクト、ワークショップの企画・立案をグループワーク形式で実施。企画・立案の成果発表の機会として、11月22日(月)にコラボレートアーティスト、ゲストアーティストをお招きした、オンラインセッションが行われました。

当日は、代表学生たちによる「クレイアニメCMをつくるワークショッププロジェクト」の発表のほか、ゲストアーティストがそれぞれ活動の拠点としている香港・シンガポール・インドネシアなど各地域の実情や踏まえた様々なアイデアの交換、また芸術的なアプローチのみならず科学的・専門的な見地から議論されました。

学生たちは、アートプロデュース表現領域の学びのひとつである“常に今日の社会と向き合い、人々の日常と寄り添うアートの場づくり”を実践的に学び、また、自身の今後の進路について考えることができる貴重な機会となりました。