12月25日に相模原キャンパスにて、本学芸術学部デザイン・工芸学科の学科共通科目「伝統染織文化論」の特別講義として、宝生流の能楽師である辰巳大二郎師による講演会が開催されました。
能楽とは室町時代より600年以上演じ受け継がれてきた、日本を代表する舞台芸術であり、その中でも宝生流は、主演などを勤めるシテ方の流儀のことです。
本講演会は授業を担当されている門脇幸恵先生の解説のもと、辰巳大二郎師より能楽の装束や道具の紹介をしていただき、学生たちに着付け体験をしていただける学生参加型での開催となりました。
能楽では衣装のことを装束と呼んでいます。事前に門脇先生の講義で専門用語の知識も学んでおり、実物を見てより一層理解が深まったと思います。
普段間近で見ることのできない面や装束をご紹介いただき、学生たちにとって大変貴重な経験となりました。