
絵画学科 日本画専攻では、伝統的な技法と精神性を土台として、次の時代に先駆ける個性豊かな日本画の創造を目指します。豊かな自然と風土にはぐくまれ、長い歴史と独自の世界観に支えられる日本画は、国内外からその価値を再評価されています。デッサン、写生、古典研究、素材研究、顔料製造、紙漉きなどの技法に加え、少人数制のゼミによる教授陣との討論・研究など、多角的なアプローチによって、日本画への理解を深めます。個々の研鑽によって、おのずと湧き出る創造の喜びと確かな技は、のびのびとした個性あふれる表現の源となるのです。
1年次 |
日本画技法の習得とデッサンが中心のカリキュラム。 |
2年次 |
2年次からは少人数制のゼミが始まります。 |
3年次 |
ゼミで発想の幅を広げ、確かな表現力を身につけるための研究・制作活動を展開します。 |
4年次 |
自由制作と卒業制作がメインとなる4年次。 デッサンやエスキースをくり返し、教員からの助言を受けてクオリティの高い作品を完成させます。 |
(左)岩野雅代(2007年卒)
(右)井上千穂(2007年卒)
「女子美の日本画専攻に入学したのは、大学院生の作品展で現代日本画を観たときに“いいな”と思ったことがきっかけでした。天然のものからつくられた顔料ならではのやさしい表現とマットな質感が好きです。鉱物など粒子にできるものは何でも日本画の材料になります。手づくりの顔料で描けるからこそ味わえる喜びがあるのだと思います。(岩野)」
「長い歴史のある日本画から受け継ぐべきものは画材以外にもあると思っています。それが何であるのかまだはっきりつかめていないので、表現したいことをもっと深めながら、ありのままの自分で日本画を続けていければいいなと思います。(井上)」

特別講師による
金箔の特別講義

2年次の「総合演習」で
体験する紙漉き

アズライト、
イエロージャスパー、
ラピスラズリなどの鉱物

絵の具顔料の
実験製造工房
作家をはじめ、教師、デザイナー、イラストレーター、ゲームデザイナーなど。毎年卒業生の1/4ほどは大学院に進学。