女子美術大学創立100周年を記念し、大村智理事長夫妻からの寄付をもとに、文子夫人の名前を冠して創設した基金です。卒業生・在校生の制作・研究など芸術活動の奨励、アーティストおよび研究者の育成を主な目的とした褒章事業をおこなっています。

大学院(含在学生)・大学・短大卒業生を対象として国際的なアーティスト・研究者の育成を目的とした賞で、毎年受賞者をパリにある「国際芸術都市」に研究員として派遣します。
芸術都市はフランス政府およびパリ市の援助により設立された施設で、世界約40カ国から多分野にわたるアーティスト、研究者が300名近く滞在し、交流を持ちながら活動しています。
年1回募集をおこない、受賞者を選考しています。副賞として制作・研究奨励金が授与されます。
パリ滞在記受賞者

■石橋 恵美
- 平成 6年 女子美術大学付属高等学校卒業
平成 8年 短期大学造形科彫塑専攻卒業
「七色飛行人」H250×W130×D150cm/F.R.P/2006年
写真:斉藤さだむ

大学院・芸術学部・短期大学部(別科・専攻科含む)在校生を対象として、
平成19年度より女子美ミラノ賞が新設されました。
受賞者には、ミラノにて本学借り上げのマンションの貸与と副賞が授与されます。
女子美ミラノ賞は、平成22年度より大学院・芸術学部・短期大学部の卒業生を対象として、ミラノやその周辺都市の文化・芸術に関する理解や制作・研究活動の場を提供することにより、未来への可能性を期待できる国際アーティスト・デザイナーの育成を図ることを目的とした賞です。期間も4月から3月末まで1年間となりました。

「nekojarashi」90×180cm/ウール/2006年
■青野 素良
- 大学院美術研究科修士課程デザイン専攻
- ファッション造形研究領域 2年年次在籍
「principal」JAMロビーラウンジ/2007年

卒業生の優れた業績を称え、今後の制作・研究活動の奨励を目的とした賞です。
副賞として制作・研究奨励金が授与されます。年1回募集をおこない、受賞者を選考しています。

■小野 さおり
- 平成16年 芸術学部絵画科洋画専攻卒業
- 平成18年 美術研究科修士課程美術専攻洋画領域修了
「青い鳥」162.1×130.3cm/キャンバス、油彩/2008年
■藤井 聡子
- 平成 9年 芸術学部絵画科日本画専攻卒業
- 平成14年 東京藝術大学大学院美術研究科博士後期課程
文化財保存学保存修復日本画修了
「暉轍(きてつ)」100×100 cm/キャンバス、油彩/2007年
■堀込 幸枝
- 平成12年 女子美術大学付属高等学校卒業
- 平成16年 芸術学部絵画科洋画専攻卒業
- 平成18年 美術研究科修士課程美術専攻洋画領域修了
「position」162×162cm/キャンバス、油彩/2007年

大学院・大学・短大在学生のうち留学生、および付属高等学校・中学校の生徒の美術活動を奨励するための賞です。副賞として美術活動奨励金が授与されます。

■Patricia Bermudez Bagniewski(パトリシア ベルムデス バグニエビスキー)-ブラジル
- 大学院美術研究科修士課程美術専攻工芸研究領域 2年次在籍
「message in a bottle」60×40×70cm/キャストガラス、吹きガラス、写真、鏡/2008年
「evolution」40×27×15cm/石灰岩/2008年
「CHAE JI EUN」27×35×27cm/フィルム、スチレンボード/2008年


■受賞団体・「脇阪克二展実行委員会」委員長 大澤 美樹子
- 展覧会名「北欧の夢 ニューヨークの洗練 日本の情緒 脇阪克二テキスタイルデザインの世界」
会期 平成20年5月17日~6月29日 (女子美アートミュージアム開催)
【受賞理由】
本学卒業生・教職員・学生達が相互の専門分野を活かし、一致団結した協力体制により、本展覧会を成功へと導いた。また、展覧会に付随する企画イベントを通して国内外を通した企業・専門家との異文化交流、あるいは日本の伝統文化への造詣を深める等社会に及ぼした影響は多大であり、その活動を各種メディア等で紹介されたことにより、女子美の知名度向上に貢献したため。